着物・袴の選び方
袴サイズの選び方!測り方からサイズ選びのポイントまで

袴のサイズ選びに困っている方はいらっしゃいますか?
卒業式に袴をレンタルする方は袴サイズについて不安がある方も。
特にネットレンタルを検討している方は、試着が出来ないのでサイズが合うか不安になりますよね。
今回は卒業式に袴を着る方に向けて、袴サイズの選び方と測り方をご紹介します。
ぜひ袴レンタル前にご覧ください。
袴のサイズってどうなっている?袴丈と裄丈とは
卒業式袴をレンタルする場合「裄丈(ゆきたけ)」「袖丈(そでたけ)」「袴丈(はかまたけ)」の3つのサイズが重要になります。
「裄丈(ゆきたけ)」
裄丈とは、着物の腕の部分を指します。
首の中心から手首までの長さになります。
卒業式の袴レンタル店で取り扱っている着物は基本的にフリーサイズです。
高校や大学、専門学校を卒業する年齢の方は測る必要はありませんが、150cm以下の小学生6年生のお嬢様は肩上げを行うため裄丈の測定が必要です。
裄丈の測定方法
お嬢様に後ろを向いて真っ直ぐ立っていただき、腕を45度斜めに伸ばしていただきます。
その姿勢のまま、首の根本の中心から肩の真上を通り手首までを測ってください。
「袖丈(そでたけ)」
袖丈とは、着物の袖の部分を指します。
よく長襦袢の裾が着物から見えて困ってしまうヒラヒラした部分です。
袴レンタル店でよく取り扱っているのは、二尺袖と呼ばれる袖丈が76cmのものになります。
「袴丈(はかまたけ)」
袴丈とは、袴紐の下から裾までの長さを指します。
お洋服で例えるとボトムスにあたる袴は、袴丈と呼ばれる縦幅のみサイズが変わります。
袴丈の測定方法
袴丈を測る始点はアンダーバストから約5cm下。
袴の裾までの長さを測りましょう。
袴の裾の位置は、履物によって変わるので調整が必要です。
草履を履く時は、袴の裾でくるぶしが隠れるように調整しましょう。
ブーツを履く時は、ブーツの編み上げを見せるために袴丈を少し短くします。
足首の上に袴の裾が当たる程度が良いでしょう。
袴サイズを選ぶ時のポイント!
袴サイズの基礎知識を知ったところで、次はどのサイズを選ぶかを見ていきます。
袴の着こなしについて
卒業式袴をレンタルする場合は「裄丈」「袖丈」「袴丈」の3つのサイズが重要になるとお伝えしました。
裄丈や袖丈は着物に対するサイズで、袴丈は袴に対するサイズです。
「卒業式では袴を着るんだから、必要なのは袴丈だけでは?」と不思議に思った方はいらっしゃいますか?
まず基本的な知識として、卒業式でレンタルする袴は上下に分かれています。
トップス部分の「着物」とボトムス部分の「袴」に分かれるのです。
「着物」に「袴」を合わせて着用することで、卒業式でよく見かける「袴姿」が完成します。
ということは、袴だけでなく着物についてもサイズを調べておく必要がありますね。
着物の肩上げについて
小学校を卒業される小学6年生のお子様は着物サイズに注意が必要です。
ご身長が150cm未満の小学生の場合は「裄(ゆき)」が長すぎる可能性があるので、裄丈を測り肩上げを行います。
150cm以下のご身長でも女子大生や高校生の方は肩上げを行いません。
肩上げは子ども用にするものですので、袴レンタル店が取り扱っているフリーサイズの着物を、そのまま着用します。
ふくよかさんは注意が必要
袴レンタル店で取り扱っている着物はフリーサイズで、袴のサイズも袴丈だけがサイズ展開しているとお話しました。
普段のお洋服でSサイズ~Lサイズを着ている方だと問題なく着用していただけますが、90cm以上のアンダーバストの方、98cm以上のヒップサイズの方は注意が必要です。
袴姿は、横から見ると腰の部分に隙間が見えますよね。
アンダーバストやヒップサイズが大きいと、この横の隙間が大きく開くのです。
恥ずかしいという方は、ふくよかさん向けの袴レンタル店で袴を借りるのがおすすめです。
履物でピッタリな袴サイズが違う
先ほど、履物によって袴丈の長さが異なることをご説明しましたね。
そのため袴を選ぶ時も履物によってピッタリなサイズが異なります。
袴レンタル専門店のアンジュでは、身長と履物に合わせて袴サイズ表を用意しています。
袴レンタル時にぜひ参考にしてください。
草履を履く時の袴サイズ
140cm~144cm:2S
145cm~149cm:S
150cm~154cm:M
155cm~159cm:L
160cm~164cm:Y
165cm~170cm:2Y
ブーツを履く時の袴サイズ
140cm~144cm:3S
145cm~149cm:2S
150cm~154cm:S
155cm~159cm:M
160cm~164cm:L
165cm~170cm:Y
袴サイズのウエスト部分は気にしない!
袴丈は各サイズで長さが違いますが、袴の横幅はフリーサイズです。
袴紐で調整して着付けるため、ウエストやヒップサイズの心配はありません。
よく、袴の横幅を気にされて1サイズ小さいサイズの袴をネットレンタルされることがあります。
卒業式当日に着付けてみると「袴の丈が短すぎる!」ということになるので、気を付けましょう。
店舗で予約するか、親身に相談に乗ってくれるネットレンタル店であれば、予約した内容について確認できるので安心して利用できます。
試着でピッタリな袴を探すのが一番安心
卒業式に着る着物や袴のサイズ選びについてお話しました。
やはり一番安心できるのは店舗で試着することです。
袴の適正サイズといっても日本人女性の平均的な体型を元にしたサイズになるので、手足の長い方や短い方は適正サイズから少しずれることもあります。
店舗で実際に試着すれば、自分が履く履物と体型に合わせて一番良いサイズを提案してもらえます。
また、150cm以下の小学生が袴を着る際は肩上げが必要だとお話しました。
ネットレンタルで袴を借りる場合でも、お母様がお嬢様の裄丈を測定すれば、肩上げ後の着物を利用できます。
ですがやはり、プロが測った場合と比べると誤差が出てこないかが心配です。
安心して卒業式を迎えるためにも、店舗で試着をした上で袴レンタルを決めましょう。
アンジュならプロの着付け師がアドバイス
店舗で袴レンタルするなら、大阪梅田・大阪天王寺・関大前・神戸三宮・京都河原町・名古屋栄・福岡博多に店舗がある「袴レンタル専門店のアンジュ」がおすすめです。
アンジュではモダンでオシャレな卒業式袴をレンタルできるため、ファッションに敏感な専門学校生や女子大生に人気。
流行りのレース素材やくすみカラーの卒業式袴が揃っています。
気になった卒業式袴があれば、画像をクリックして詳細をご確認ください!!
実際に卒業生たちにアンケートを取った「袴レンタルでアンジュを選んだ理由は?2022年度卒業生700人の声」では卒業式袴のデザイン性が良いこと、なおかつ学校内で着付ができる利便性も人気の理由でした。
アンジュで袴レンタルしてみたい、という方に向けて3つのレンタル方法をご紹介しましょう。
【関連記事】あなたのイメージカラーは?袴コーディネートの極意
アンジュで袴レンタルするなら① 展示会で
アンジュでは関西・東海・九州の各学校で学内展示会を開催しています。
京都や大阪、神戸、滋賀、奈良、和歌山など学生が集まる関西。名古屋や岐阜など東海地方の学校でも袴レンタルしていただけます。
近年進出した九州では、福岡や大分などの学校でも展示会が開催され、袴レンタルシーズン(6月~7月頃)には一日の予約件数が100~300件になります。
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【大学で卒業式の袴レンタルを!学内展示会の様子とは】
アンジュで袴レンタルするなら② 店舗で
展示会での予約件数が多いと、商品の在庫も早く埋まるため学内展示会が開催されるまでに店舗で袴レンタルする方もいらっしゃいます。
袴レンタル専門店のアンジュは、京都河原町が本店です。
京都に在住の学生たちが立ち寄りやすい四条河原町にあります。
また、大阪梅田店や天王寺店、神戸三宮店、名古屋栄店、福岡博多店など本店以外の店舗も全て駅チカ。
JRや阪急など主要の駅から徒歩5分程度で到着します。
「試着だけ」「見に行くだけ」でも気軽に来店できるので、お出かけついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
アンジュで袴レンタルするなら③ ネットで
もし「袴レンタル店が自宅付近にない!」という方はアンジュの卒業式袴公式ネットレンタルもおすすめです。
試着が出来ない点や、着付やヘアセットを依頼できない不便なところはありますが、どうしてもアンジュの袴をレンタルしたいという嬉しいお声をいただいています。
東京や神奈川、千葉など関東地方の方や、北海道や宮城、鹿児島など地方の方からもご予約いただいています。
袴サイズのまとめ!
いかがでしたでしょうか?
袴のサイズ選びやサイズを測定するなら、やっぱり店舗で試着するのが一番です。
体型によって適正サイズと若干違うことも起こりうるので、安心して卒業式を迎えるためにも試着は絶対おすすめです!
「近くに店舗がないけど、どうしてもそのブランドの袴を着たい!」という方は公式ネットレンタルがあるか確認しましょう。
事前に試着ができないネットレンタルでは、そのブランドが公式で運営しているネットレンタルサイトで予約するのがおすすめです。
※この記事は公開当時の情報を元に作成されています。 レンタルプラン・商品情報・金額などに関しては年度ごとに異なる可能性があり、 記事内には取り扱いのないサービスが含まれていることがございます。 ご予約の際は最新の情報をご確認ください※
この記事の監修者

中田和代
kazuyo Tanaka