着物・袴の選び方
卒業式は袴を着たい!着こなすコツとは?

「卒業式は袴を着こなして素敵な思い出にしたい!」と、お考えではありませんか?
そう意気込んだものの、袴は色合わせやデザインなどのバリエーションが豊富で、どのように選べば良いのか迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、卒業式で袴を着こなすために、色合わせやデザインのほか、コーディネートに彩を添える小物についても紹介します。
卒業式当日を華やかな装いで迎えたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
袴を着こなすコツ

袴は着付けた着物の上に履く和装で、卒業式の日に着るのが定番となっています。
センス良く着こなすためには、サイズ選びや色合わせ、小物使いなど、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
実際に袴を選ぶとなると、「どんな色の袴を着ようかな」「デザインはどうしよう」などと考えがちですが、まずは身体に合ったサイズ選びから始めましょう。
着物のサイズを選ぶ際は、着物の裄丈と袖丈、袴丈の3つのバランスを考慮することが大切です。
これらがご自身の身体に合っていれば、移動の際などにも身動きがとりやすく、美しい見た目で卒業式に臨めます。
サイズを選び終わったら、いよいよ色やデザインを決めていきますが、数ある袴のなかから1着に絞るのは難しいですよね。
袴選びに迷ったらご自身の理想のイメージや、周りに与えたい印象から考えるのが近道です。
次項では、卒業式で着用する袴の“色”に焦点を当ててお伝えするので引き続きご覧ください。
袴の色が与える印象
袴の色は、ご自身の印象を決定づける重要なポイントのひとつです。
色選びで迷っている方は、色が与える印象やイメージを知ることで理想の袴を選ぶためのヒントが得られるはずです。
以下で、卒業式の際に着用する袴に使われる主要な5色についてそれぞれ解説します。
赤
赤は“太陽”や“火”を連想させ、情熱的でエネルギッシュな印象を与えるほか、同時に女性らしさも演出でき、多くの人に人気の色となっています。
目を引きやすい赤色の袴を着用すれば、卒業式で注目を浴びること間違いなしです。
「赤の袴を着たいけど目立ちたくはない……」とお考えの方は、えんじやワインレッドなどの落ち着いた色味を選ぶとよいでしょう。
【関連記事】赤い着物と合わせる袴は何色がいい?おすすめコーディネート事例9選
青
青は、日常生活でなじみ深い“空”や“海”などの自然を連想させることから、多くの人から好まれる色です。
明るい青は爽やかな印象を、深い色味の紺は落ち着きのある印象を与えるなど、同系色でも異なるイメージをもっているのが特徴です。
ほかの色とも合わせやすく、同系色の着物と合わせたシンプルな着こなしや、反対色となるオレンジなどを合わせた個性的な着こなしまで、幅広いスタイルを楽しむことができます。

縦蔦小花 from HANAE MORI×スモーキーグリーン
黄
黄は有彩色でもっとも明るい色として知られており、“光”や“希望”などを連想させ、元気で活発なイメージを与えてくれます。
生命力を感じるポジティブな色なので、卒業式などの特別な日にぴったりです。
近年は、人とかぶりにくく、ヴィンテージ感の漂うおしゃれな着こなしをできることから、深みのあるマスタード色を使用した袴のコーディネートがSNSで注目されています。

白
“雪”や“雲”を連想させる白は、純粋で清潔感のある印象を与えたい方におすすめです。
また、“始まり”や“出発”をイメージさせるため、新たな門出となる卒業式にもぴったりな色といえます。
ほかのどの色とも相性が良く、ワインレッドや紺などの暗い色から感じる印象を軽やかにしつつ、全体をスッキリとまとめることができます。
黒
黒は強さや重厚感”といった印象を与える色で、伝統的な和装である袴をスタイリッシュに着こなしたい方に人気です。
「卒業式で着るには色が暗すぎないかな?」と感じる方が多いかもしれませんが、黒にはコーディネート全体を引き締めたり、ほかの色を目立たせたりする効果があります。
たとえば、赤と合わせて高級感を漂わせたり、白と合わせてモードな雰囲気を演出したりと、人と違った個性を出したい方におすすめの色です。
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袴のデザイン
色が周りに与える印象を知ることで、ご自身が着用したい袴がある程度イメージできたのではないでしょうか?
ここからは、袴のデザインについて解説します。
卒業式袴のデザインといえば、シンプルな無地を思い浮かべる方が多いかもしれません。
実は袴は無地以外にもいくつか種類があり、ご自身のイメージに合わせて選ぶことができます。
同じ色の袴だとしても、デザインによってコーディネート全体の雰囲気がガラッと変わるため、こちらもこだわりたいポイントです。
以下で、詳しく見ていきましょう。
無地
卒業式袴をシンプルに着こなしたい方には、定番の無地がおすすめです。
無地の袴はどのような着物と合わせてもバランスがとりやすく、華やかなデザインでスッキリとまとめてくれます。
また、カラーバリエーションが豊富なため、特に色にこだわりたい方や着物を引き立たせたいという方には無地の袴がぴったりです。
ぼかし
「色やデザインにこだわって、人と違った個性を出したい!」という方におすすめのデザインがぼかしです。
ぼかしは腰から裾にかけて色合いが濃くなっていくデザインで、単色では重く見えがちな印象にまとまりをもたせてくれます。
ワントーンカラーのぼかしで華やかながら落ち着いたイメージを演出したり、別の色へ変化していくデザインで個性を出したりすることもできます。
また、ぼかしは足が長く見える効果もあるため、スタイルをよく見せたい方におすすめです。
刺繡入り
「好きな色にアクセントが欲しい」「少し物足りないかも……」という方にぴったりなのが刺繍入りデザインです。
袴の裾付近に刺繍が入っているデザインが多く、シンプルな着物に合わせることでコーディネートにワンポイントを加えたり、着物の柄と合わせて華やかさを演出したりできます。
定番の花柄以外にも、手毬や裾から腰に向かうライン刺繍など、豊富なバリエーションがあるため、もう一歩踏み出した着こなしに挑戦したい方におすすめのデザインです。
袴のテイスト
卒業式袴のコーディネートを考える際、色やデザインにくわえて全体で表現したいテイストを知ると方向性がより明確になります。
テイストには、なじみ深い伝統的な着こなしで懐かしさを演出するレトロ、現代的にアレンジされたモダン、上品さを追及したクラシックなどの種類があります。
「袴の色とデザインは選んだけど、どんな風に組み合わせればいいかわからない……」という方は、テイストを知ることでイメージしやすくなるはずです。
ここからは、卒業式袴のテイストについて解説します。
古典
古典は和装の代表的なテイストで、日本の伝統的な絵柄である桜や、縁起の良い図柄が描かれた吉祥文様を取り入れており、式典などに適した品格のある雰囲気を感じさせます。
古くから現在まで愛されてきたテイストのため、流行に左右されないことも魅力の一つです。
無地の袴を合わせることで落ち着いついた雰囲気を表現したり、ぼかしや刺繍でアレンジを加えたりすることもできます。
そのため、テイスト選びに迷ってしまった場合は古典を選ぶのが無難です。
レトロ
レトロは、主にくすんだ色味にドットやストライプ、幾何学模様などのシンプルな柄の着物を組み合わせたテイストで、どこか懐かしい雰囲気を感じさせます。
華やかすぎず、個性のある着こなしがしたい方は、可愛さと懐かしさを両立させたレトロテイストがおすすめです。
また、くすみカラーを使用したレトロテイストは写真映えしやすく、近年人気が高まっています。
モダン
モダンは、スタイリッシュにアレンジされた花柄やアーティスティックな要素を含む抽象的なデザインなどを取り入れたテイストです。
優しいパステルカラーや目を引くビビッドカラーなど、さまざまな着こなしを楽しめるため、強い個性や若々しさを表現したい方におすすめです。
近年は、レトロテイストに現代的な要素を加えたレトロモダンも登場し、懐かしさと新しさを両立させた袴のニュースタイルとして人気を博しています。
クラシック
クラシックは落ち着きや気品、大人らしさを演出してくれるのが特徴で、高級感を漂わせたい方におすすめです。
全体を暗めの色でまとめつつも、彩度の高い色の入った着物や帯でワンポイントを加えることで、まとまりのある綺麗なコーディネートになります。
卒業式を新たな門出として、魅力あふれる大人な一面を見せたいという方にぴったりのテイストです。
袴コーデをより華やかにするアイテム
ここまで袴の色やデザイン、テイストについて解説してきましたが、着こなしのイメージはつかめましたか?
基本的な要素に触れたあとは、卒業式袴の着こなしをより美しくする髪飾りや帯、履物などの小物使いについて解説します。
小物使いは着こなしに大きく差がつく重要なポイントとなるため、一段階上のコーディネートを目指したい方はぜひ参考にしてください。
細部にもこだわることで、より洗練されたコーディネートに仕上げましょう。
髪飾り
髪飾りは、顔周りの印象を華やかにしてくれるアイテムです。
特に目を引くポイントともなるため、髪型や着こなしのテイストとうまく調和するデザインを選びましょう。
たとえば、古典的なテイストで袴を着こなしたい方は、伝統的なつまみ細工の髪飾りを選ぶとより上品な印象に仕上がります。
レトロテイストには大振りの花飾りを取り入れると、可愛らしさをプラスすることができます。
また、リボンやレース、パールを使用した髪飾りを選べば、トレンドに合った人気の着こなしに仕上げられます。
【関連記事】卒業式袴にぴったりな髪飾りの選び方を紹介
帯
帯は袴を履く際に大半が隠れてしまい、正面からは1~3cm程度しか見えないため、「そこまでこだわらなくてもいいかな」と考えてしまうかもしれません。
しかし、袴の側面に大きく空いた隙間からは結んだ帯が見えるようになっており、あいさつや写真撮影で動き回ることが多い卒業式当日は、見えやすいという落とし穴もあります。
そのため、卒業式に袴で臨むのであれば、センスの良い帯を結んで、どの角度から見ても美しいコーディネートを目指しましょう。
帯を選ぶ際は、着付ける着物の色に合うかどうかを意識することが重要です。
たとえば、着物や袴と同じ色を選ぶと、統一感のあるスタイリングが可能になります。
反対に、あえて着物とは真逆の色を選ぶことでアクセントを加えるのもおしゃれですね。
全体がシンプルにまとまっているコーディネートなら、柄の入った帯で華やかさをプラスすると、物足りなさがなくなりセンスの良い着こなしになります。
履物
袴スタイルの足元には、伝統的な和を表現する草履や、おしゃれな雰囲気をかもし出すブーツの2種類があり、それぞれ人気があります。
草履は伝統的な和装の足元によく見られるため「袴といえば草履」と連想する方が多いことでしょう。
どのような着物や袴にも合わせやすく、“和”で統一された着こなしで上品な印象を与えたい方におすすめです。
また、草履は脱ぎ履きがしやすく、着崩れしづらい点がメリットです。
ブーツは伝統的な袴スタイルをスタイリッシュに見せてくれるため、近年は草履と並ぶ定番となっています。
レースアップやサイドジップなど豊富な種類があるため、目指すコーディネートに合わせて選ぶとよいでしょう。
普段履き慣れていない草履よりも足が疲れづらく、雨天でも安心して移動できるという実用的な面でのうれしいポイントもあります。
草履とブーツには、それぞれ異なる特徴があるため、周りに与えたい印象と実用性を考えながら選びましょう。
バッグ
袴スタイルに合わせるバッグには、スマートフォンや貴重品といった最低限の荷物が入る小ぶりなサイズを選ぶと、調和のとれたトータルコーディネートが叶います。
コーディネートの主役はバッグではないため、デザインもシンプルなものが適しています。
袴には和装用の巾着やガマ口、洋装用のクラッチバッグやレザーバッグなど、どのような種類のバッグを合わせても問題ありません。
草履を履いたスタイルに巾着やガマ口を合わせて全体を“和”に統一したり、ブーツと合わせたレザーバッグでよりクールな印象を与えたりすることもできます。
【関連記事】袴と相性の良いバッグは?卒業式当日に必要なアイテムも紹介
袴を着こなすためには、なりたいイメージに合った色・デザインを選びましょう
今回は、袴を着こなすコツについて紹介しました。
袴を着こなすためには、まずなりたい自分を表現してくれる色やデザイン、テイストを選び、コーディネートを組んでいくことが重要です。
髪飾りや帯などの小物にもこだわり、理想の袴姿で学生生活を締めくくりましょう。
理想の袴姿で卒業式に臨みたい方は、ぜひアンジュにお任せください。
アンジュは卒業式の袴レンタル専門店で、お客様にぴったりなコーディネートをご提案し、理想の着こなしをお手伝いします。
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この記事の監修者

中田和代
kazuyo Tanaka