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卒業式袴のレンタルはギリギリで大丈夫?最適な時期も解説

思い出に残る卒業式は、やはり袴姿で出席したいものです。
しかし、忙しい学生生活を送っているうちに卒業式の日が迫ってきており「まだ卒業式袴をレンタルする手配ができていない」と焦っている方もいらっしゃるかもしれません。

そこで本記事では、卒業式袴のレンタルの予約はギリギリでも大丈夫なのか、という疑問にお答えします。
卒業式袴を式の直前でレンタルする際のポイントも紹介しますので、参考にしてください。

卒業式袴のレンタルはギリギリで予約しても間に合う?

基本的に卒業式袴のレンタルの予約は、着物レンタル店に在庫があれば、式の直前でも間に合います
ただし、ネットレンタルを利用する場合は、卒業式袴を配達してもらう日程を考慮しなければならないため、期日に余裕をもって手配しておくよう努めましょう。

ギリギリで卒業式袴のレンタルを予約する際のポイント

前項の通り、卒業式袴のレンタルは、着物レンタル店に在庫がある限りは受け付けてもらえます。

しかし、卒業式直前の時期はすでに予約で埋まっている店が多く、レンタルできる卒業式袴を見つけるのは容易ではありません
式直前で卒業式袴を確保するには、ポイントを踏まえたうえで探す必要があります。

以下では、式が間近に迫っていても卒業式袴を押さえられる可能性を高めるために、知っておきたいポイントを解説します。

ポイント①ネットで検索する

レンタルできる卒業式袴を限られた時間のなかで探すなら、ネットで検索する方法がスムーズです。

“卒業式 袴 レンタル”といったキーワードで検索すると、複数の着物レンタル店のホームページが結果に表示されるので、候補を探しやすくなります。
あわせて店ごとの在庫やラインナップなどにも目を通しておくと、好みの卒業式袴を見つけやすくなるはずです。

ポイント②電話で直接店舗に確認する

卒業式袴を予約するときは、着物レンタル店に、電話でも問い合わせておくと安心です。

電話であれば、自分に合ったサイズの在庫状況がすぐ確認できるうえ、やり取りにタイムラグが生じません。
やり取りの最中に先に予約されてしまうリスクが減り、卒業式袴を確保できる可能性も高くなります。

ポイント③美容室を同時に予約する

卒業式袴をレンタルする際は、当日の美容室の予約も忘れてはなりません。
着物レンタル店から卒業式袴を借りるだけの場合は、ヘアセットや着付けをお願いするために、自身で美容室を押さえておくことが必須です。

ただし、ヘアセットや着付けが卒業式袴のレンタルに組み込まれているプランが用意されていたり、美容室と提携していたりする店もあります。
卒業式袴のレンタルを申し込む際に、プランの内容や提携している美容室の有無を確認したうえで、必要に応じて美容室も予約しておきましょう。

卒業式袴のレンタルはギリギリで予約しないほうがいい?

卒業式袴のレンタルは直前でも予約できますが、できる限り余裕をもって手配しておくほうが無難です。
卒業式のシーズンが近くなると、たとえ気に入った卒業式袴を見つけたとしても、すでに予約されている可能性が高くなります。

また、式まであまり日がない場合、卒業式袴を選ぶ時間がほとんど取れません。
好みの卒業式袴をじっくり探せず、妥協して選ぶことになると、せっかくの晴れ舞台も楽しめなくなってしまいます。

以上のような事態を招かないためにも、卒業式袴のレンタルの予約は、早めに済ませておくことが肝心です。

卒業式袴はいつ頃から選べばよい?

卒業式袴は、5~6月頃から選び始めることをおすすめします。
なぜなら卒業式袴のレンタルの予約は、7~9月頃にピークを迎えるからです。
ピークの少し前である5~6月頃であれば、予約可能な在庫が多く、豊富な種類のなかから選べます。

なお、卒業式袴のレンタルの予約は、卒業年度の4月から開始することが一般的です。
「すでに着たい卒業式袴のイメージが決まっている」という方は、理想の卒業式袴を押さえるためにも、予約が開始すると同時に選んでおくとよいでしょう。

レンタルできる卒業式袴の時期ごとの在庫状況

卒業式袴のレンタルの予約は、前述の通り、ピークを迎える前の5~6月頃に選ぶのが最適です。

とはいえ、就職活動や学業との兼ね合いなどにより、5~6月頃に卒業式袴を探すのが難しい方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方は、時期ごとの在庫状況の傾向を知っておくと、5~6月頃以外の時期で探すときの計画を立てやすくなります。

以下では、レンタルできる卒業式袴の在庫状況の傾向を、時期ごとに分けて解説しますので、ぜひお役立てください。

4月は在庫が豊富にある

卒業式袴のレンタルの予約が開始して間もない4月は、まだほとんどの在庫が残っています。

ただし「店に行って実物を見て選びたい」という場合は、3月に利用された卒業式袴がクリーニングから戻っていない可能性もあるため、気をつけなくてはなりません。
着物レンタル店で4月に卒業式袴を探すときは、あらかじめ店に現物が揃っているかを問い合わせたうえで向かうのが確実です。

また、新年度に合わせて入荷されたばかりの新作の卒業式袴も、4月なら余裕をもって予約できます
人気の新作を確保しておきたい方は、4月から探してみてはいかがでしょうか。

5~6月前半は予約が少しずつ入りはじめる

5月頃からは、だんだんと卒業式袴のレンタルの予約が増えていく傾向にあります。
とはいえ、まだ在庫に余裕がある時期です。
じっくり卒業式袴を探したいのであれば、着物レンタル店が比較的混雑していない、ゴールデンウィークを過ぎたあたりを目安に選ぶのが適しています。

しかし、6月に入ると、人気の卒業式袴は予約で埋まってしまう可能性があります。
もともと在庫数が少ない個性的なデザインのものや、流行色のものなどを選びたいときは、5月後半までには予約しておきましょう。

7~9月は着物レンタル店が混雑する

卒業式袴のレンタルを考えているのは、大学生だけではありません。
小学生から高校生まで幅広い年代の方が、卒業式袴のレンタルを利用します。
そのため、小・中・高校生も夏休みに入る7~9月は着物レンタル店が特に混雑し、在庫がなくなるだけでなく、ゆっくり選べないおそれもあります

こういった理由から、理想の卒業式袴を確保したいのであれば、なるべく7~9月より前に探しておきたいところです。

卒業式袴を探す時期がどうしても7~9月に差しかかってしまうときは、ネットレンタルの利用も検討してみてはいかがでしょうか。
たとえ実店舗が混雑していて入れなかったとしても、ネットレンタルなら周りを気にすることなく卒業式袴を選べます。
ご自身の予定と実店舗の混雑状況を考慮したうえで、店に行くかネットで探すか、いずれかの方法を選んでみてください。

10~11月は予約が埋まりはじめる

10~11月は予約がだいぶ埋まり、卒業式袴の選択肢が少なくなってきます

特に気をつけたいのが、身長150cm以下、あるいは身長160cm以上のサイズの卒業式袴を選ぶ場合です。
このようなサイズは、もともとの在庫数が少ない傾向にあります。
そのため、10~11月頃になると少ない在庫がすべて押さえられてしまい、予約できる可能性が低くなるのです。

人気の色やデザインの卒業式袴を選びたいときはもちろん、在庫が少ないサイズを予約する際も、5~6月頃までには押さえておいたほうが賢明です。

2月以降はほとんどの方が予約を済ませている

2月以降は、ほとんどの方がレンタルする卒業式袴の予約を済ませています。
そのため、好みの卒業式袴だけでなく、自分に合ったサイズのものすら見つからない可能性があります

卒業式が迫っている時期でもあるので、なかなか予約ができないと焦りが生じてしまうかもしれません。
なるべく2月以降の予約は避け、余裕をもって卒業式袴を探すことを推奨します。

卒業式袴の選び方

式直前で卒業式袴を探すときは、複数の店舗に出向いて試着を繰り返すようなことは難しいでしょう。
検討する時間をほぼとれない状況で、自身に似合う卒業式袴を探し出せるのか、不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、あらかじめ選び方を知っておけば、長時間迷うことなく卒業式袴を決められます。

ここでは、2種類の選び方をお伝えします。

着物に合った色で選ぶ

卒業式袴は、着物の色に対して同系色か、補色もしくは反対色にあたるものを選ぶのが基本です。

着物の色と同系色の卒業式袴を選ぶと、全体的にまとまった印象のコーディネートになります。
落ち着いた品のある袴姿を演出したいときは、ぴったりです。

一方、着物の色に対して、補色もしくは反対色にあたる卒業式袴を組み合わせると、個性的な印象を与えられます。
補色とは、たとえば黄と紫など、色相環で正反対になる位置にある色のことです。
また、黄に対しての赤や青といったような、色相に加えて明度と彩度も対になった色は反対色といいます。
このように色を組み合わせると、メリハリのあるコーディネートに仕上がります。

以上のように着物の色味に合わせつつ、ご自身のイメージに合った卒業式袴を選んでみてください。

柄の意味で選ぶ

卒業式袴に使われる柄には、桜のような花の絵柄や、市松模様といった古典柄など、さまざまなものがあります。
これらの柄には、一つひとつに意味が込められているのです

たとえば、桜は“縁起の良いことの始まり”を表す花だとされており、新たな門出を祝う卒業式にも適した柄だとされています。
また市松模様は、2色の四角形を交互に途切れることなく並べていることから、先々に良いことが続いていくといった意味をもっています。

着物や卒業式袴によく使われる柄には、このような意味が込められているものがほとんどです。
ご自身が卒業に対して抱く想いを、ぜひ柄の意味に込めて表現してみてはいかがでしょうか。

卒業式袴が決まったら当日までに準備すべきこと

卒業式袴の予約以外にも、当日までに準備しておくべきことがあります。
特に卒業式までの期間が短い場合は、慌ただしくなってしまうおそれもあるため、準備すべきことを事前に踏まえたうえで、計画的に用意を進めていきたいところです。

以下では、具体的な準備の内容を解説します。

着付けの際に必要な小物を揃える

着物が脱げないように結ぶ腰紐や、袴を着用するための土台として締める半幅帯など、着物や袴の着付けの際に必要な小物は多数あります。
これらは一つでも欠けると卒業式袴を着られなくなる可能性があるため、すべて揃っているか、当日までに確認しておかなければなりません。

なお、着物レンタル店や美容室に着付けをお願いする場合は、用意すべき小物は基本的に店から案内されます。
知らない小物があるときや、用意するものが正しいか不安なときは、店のスタッフに都度確認しておくと確実です。

髪飾りや巾着バッグなどのアイテムを揃える

袴姿には、髪飾りや巾着バックなどのアイテムも欠かせません。
これらのアイテムも、購入するかレンタルするかを早めに決めておき、卒業式に間に合うよう手配しておく必要があります。

髪飾りや巾着バッグも、基本的には卒業式袴を選ぶときと同様に、着物に合わせて選びます
卒業式袴を決める際、一緒に選んでおくようにすると、忘れずに済むでしょう。

足元に合わせるブーツや草履を選ぶ

卒業式袴には、基本的にブーツか草履を合わせます。

履物は、ご自身に合ったサイズで履き慣れたものを選んだほうがよいので、購入を検討するのをおすすめします。
もちろん、着物レンタル店で借りることも可能です。

着物レンタル店で履物を借りるのであれば、卒業式袴と同様に、早めに予約しておいたほうがよいでしょう。
卒業式が近くなると、すでに合うサイズの在庫がなく「ブーツを希望していたが、サイズがなかったので草履を選ぶしかなくなった」といったような事態になりかねません。

ブーツや草履も、忘れず卒業式袴と一緒に手配しておいてください。

卒業式当日の防寒対策をしておく

卒業式が行われる3月は、まだ日によっては寒さが身にしみる時期です。
寒さを気にせず過ごすためにも、防寒対策はしっかりしておきましょう。

具体的には、袖口から入る風で冷えないように長めの手袋をつける、あるいは首元を暖めるためにショールやケープを身につける、といった対策が考えられます。
足元も冷えやすいので、スパッツやレギンスを卒業式袴の下に履いたり、足袋の中にインナーを着用したりするのもよいでしょう。

卒業式袴のレンタルはギリギリでも間に合う

今回は、卒業式袴をレンタルする際の予約時期について解説しました。

卒業式袴の予約は、店に在庫さえあれば、ギリギリでも間に合います。
ただし色や柄などは自由に選べない可能性があるので、そのことは念頭に置いておきましょう。

好みの卒業式袴を確保したいのであれば、レンタルの予約が開始する4月や、予約のピークを迎える前の5~6月頃に探すことが大切です。

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まだ卒業式袴を予約できていない方も、安心して当日をお迎えください。

※この記事は公開当時の情報を元に作成されています。 レンタルプラン・商品情報・金額などに関しては年度ごとに異なる可能性があり、 記事内には取り扱いのないサービスが含まれていることがございます。 ご予約の際は最新の情報をご確認ください※

この記事を書いた人

アンジュスタッフ編集部

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