着物・袴デザイン

青色のもつ意味や印象とは?レンタル袴のおすすめコーデも紹介

袴は伝統的な和装として人気があり、色柄や小物との組み合わせによって個性を演出できます。

柄や全体的な雰囲気だけではなく「好きな色から選びたい」という方もいるのではないでしょうか。
寒色系の中では、水色や紺色、ロイヤルブルーなどを含む青色が人気です。

この記事では、青色の袴の魅力や特徴、青色の袴をレンタルするメリット、おすすめのコーディネートについて紹介します。
青色の袴をレンタルしたい方や、青色の袴を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

青色の袴をレンタルするメリット

青色には清涼感や冷静さといった雰囲気があり、春から夏の終わりにかけて、爽やかな印象を演出できる色です。

ここからは、青色の袴をレンタルするメリットについてチェックしていきましょう。

清涼感がある

青は、空や海などの自然を感じさせる爽やかな色です。
男女を問わず愛される色でもあり、暑い季節ほど清涼感を与えることから、見た目の涼しさや清潔感を演出できます。

卒業式や成人式といった式典は緊張感がありますが、青色は気持ちを落ち着かせる効果が期待できるため、式典が苦手な方でも選びやすい色です。
「派手な色や雰囲気が苦手なので、清潔感のある色を選びたい」という方にも向いていますし、明るいトーンの青色なら写真映えも狙いやすくなります。

冷静さや誠実さを表現できる

青色には冷静さや誠実さといった雰囲気があり、フェミニンな雰囲気や派手な色柄が苦手な方にもおすすめです。

伝統的な装いの袴と相性が良く、周囲に「落ち着きがある」「品が良い」といったプラスの印象を与えられます。
色そのものに堅苦しい雰囲気はありませんが、真面目な性格やしっかりとした人格が表現しやすい色味です。

多彩なコーディネートを楽しめる

青といってもパステルカラーから黒に近い濃い色味まで、バリエーションが豊富です。
目立たせたくない場合はネイビーや藍色を選び、柔らかく可愛らしい雰囲気にはパステル系の色味が選べます。

原色ではなくくすんだブルーであればシックな装いになりますし、袴の上に着る着物を柄物にして、下に履く袴を明るい色にすれば、個性的なコーディネートになります。
青系統は品格や冷静さを感じさせますが、選ぶ色柄の組み合わせによって雰囲気が大きく変えられるため、自分らしいコーディネートが楽しめるのです。

時代や流行に左右されにくい

青は常に需要があり、流行にも左右されにくい色です。
年齢や性別にかかわらず支持され、好印象を与えられる可能性があり、古びた雰囲気がないのもこの色の特徴といえるでしょう。

トレンドを意識したくない方や、写真に残したときに古さを感じにくいのが魅力です。トレンドにとらわれず、長く愛される装いを選びたい方には理想的な選択です。

青色の袴を使用したおすすめコーデ

青色の袴は、組み合わせる色柄によって雰囲気が変わるため、個性や好み、シーンに合わせたコーディネートが楽しめます。

ここでは、青とピンク・青と白黒の組み合わせについて、おすすめのコーディネートをみていきましょう。

青×ピンク

青とピンクの組み合わせは、清潔感のある青と華やかなピンクを組み合わせた、フェミニンな印象のコーディネートになります。

ポイントは、濃い青と淡いピンク、明るい青と濃いピンクというように、2つの色のトーンを変えて組み合わせることです。
明るい色味の場合、柄は無地でも華やかになりますが、桜や梅など季節を感じさせる柄や、水玉のように中性的なモチーフを選ぶのも良いでしょう。

青×白黒

青と白黒(モノトーン)は、モダンでクールな雰囲気の組み合わせです。
冷静さを演出しつつ、洗練された雰囲気を演出できるため、派手すぎずフェミニンすぎない配色を選びたい方におすすめです。

ポイントは、白黒を柄物として取り入れ、青を引き締めカラーに選ぶこと。
たとえば、袴を青にするときはストライプや市松模様のモノトーンの着物を上に着ます。
シンプルにまとまりやすい青色の袴にモノトーンの柄を加えることで、個性的で和モダンなコーディネートになります。

青色の袴と組み合わせたい髪型や髪飾り

青色の袴は知的で落ち着きのある雰囲気が特徴ですが、髪飾りや髪型を工夫すると、フェミニンやスタイリッシュといった好みの印象に仕上げられます。

【髪型のおすすめ】
クールな雰囲気の青い袴には、低い位置のまとめ髪(シニヨンヘア)やゆる巻きが合います。

まとめ髪はきちんとした雰囲気になり、巻いた髪は顔まわりが華やかに演出できるので、好みに合わせてヘアスタイルをチョイスしましょう。
髪が長い方はポニーテールアレンジをすることで、スタイリッシュな雰囲気に仕上がります。

【髪飾りのおすすめ】
袴の髪飾りには、つまみ細工やかんざしが定番です。
個性的なスタイリングにする場合は、ビーズやコサージュ、ラメ入りの紐などをアレンジに使うこともできます。

青色は上品さや清潔感を演出する色のため、髪飾りだけが派手になりすぎないようにやさしい印象のものを選ぶと良いでしょう。

青色の袴に似合うメイクのコツ

青色の袴に合わせるメイクは、清楚さや知的さを引き立てるものがおすすめです。

ベースメイクは明るめか自然な肌色にして、ツヤ感を出しすぎずセミマットに仕上げましょう。
肌はしっかりと保湿し、下地はくすみを消すラベンダー系やブルー系を選びます。
透明感をつけたら、クマやシミをコンシーラーで軽く消し、薄付きのファンデーションを、肌全体に均一に伸ばしましょう。

アイメイクはナチュラルが基本ですが、暗くなりすぎないように肌色に合う色を選びます。
アイベースはベージュなどをチョイスし、アイラインは黒ではなく優しい色合いのダークブラウンやダークグレー、ネイビーを使いましょう。
アイシャドウのポイントカラーとして、グレージュやブラウン、モーブなどを部分的に乗せます。

真っ白なセミマット肌は、寒色系の袴を着ると寒々しい雰囲気になってしまうため、チークをふんわりと控えめに入れると良いでしょう。
肌色に合わせて、ローズやアプリコット系など寒色ではない色味を頬の高いところに軽く乗せます。

リップメイクは、肌と同じくツヤ感が出すぎないようにティントリップやセミマットリップを使い、肌色に合わせてピンク系やベージュ系を薄く乗せてください。

青色の袴をレンタルする際のポイント

青色の袴をレンタルするときは、次のポイントをチェックしてください。

TPOに応じた色合いを選択する

青色の袴にはさまざまな種類があり、派手さや豪華さを感じさせる色柄も揃っています。

重要な式典や写真・動画に残る可能性のあるイベントでは、TPOに応じて、色合いやコーディネートを意識することが重要です。

パーソナルカラー診断を行う

パーソナルカラー診断は、肌色や髪色、雰囲気に合う色を診断する方法です。

自分に似合う色がわからなくても、客観的な診断を受けることで、自分をより美しく見せる色やトーンを見つけることができます。
着物や袴の色柄で迷ったときは、パーソナルカラー診断を試してみてください。

袴のレンタルは青色を使ったコーデがおすすめ

青色の袴は、見た目の美しさや清楚さを演出してくれるだけでなく、青という色が差し色としても活躍します。
落ち着きのある色味は安心感を与えるため、緊張しやすい式典にも適しています。

袴レンタルのアンジュでは、人気の色・柄の袴を多数取り扱っています。
ブルー系の袴は、水色や紺色のほかにもグラデーションカラーやワンポイントの柄物を揃えています。

卒業式や大切な式典に、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

※この記事は公開当時の情報を元に作成されています。 レンタルプラン・商品情報・金額などに関しては年度ごとに異なる可能性があり、 記事内には取り扱いのないサービスが含まれていることがございます。 ご予約の際は最新の情報をご確認ください※

SHOPLIST

アンジュ店舗一覧

#袴レンタル の予約・試着ができる店舗一覧です。
お近くの店舗にぜひお越しください。

一覧を見る

この記事の監修者

監修者の写真

中田和代

kazuyo Tanaka

《資格》

日本和装教育協会
専門科 高等師範科 修了
教授科 修了
講師資格 (師範)
花嫁科 修了
時代衣装科 修了
プロデュース科 修了

一般社団法人全日本着付け技能センター
着付け技能士1級